チャイルドシートの誤った使い方(よくある例)

今回はチャイルドシートのミスユース(誤使用)についてご紹介します。
おそらく、「え、これ誤使用なの?」と思われるケースもあるのではないでしょうか。
お子さまをチャイルドシートに乗せる時、必ずご確認ください。

1. 取り付け方の間違い


チャイルドシート使用状況全国調査2018(警察庁 / JAF)によると、6割以上のチャイルドシートが正しく取り付けられていませんでした。

しっかり取り付け・・・38.4%
ミスユースあり・・・61.6%

JAF|交通安全とエコ|全国調査データ|2018年 チャイルドシート使用率データ

ミスユースの主な内容は、乳児用シートも幼児用シートも「腰ベルトの締め付け不足」と「座席ベルトの通し方間違い」。
この2つだけでなんと全体の8割を占めていました。


リーマンチャイルドシートの場合は「チャイルドシートのベース部分奥を両手で持って揺すり、3cm以上動かない程度」なら適切に締められた状態です。

↓ぐらつきチェックの方法↓


取り付けの際には必ず取扱説明書を確認してください。
わかりにくい場合は、お問い合わせください。

なお、取付動画はこちらで公開しています。


sp LEAMAN

また、お近くのJAFに事前連絡をして持って行けば無料で取り付けやチェックをしてもらえるので、こうしたサービスを利用するのもおすすめです(事前に連絡が必要な場合があります)。

JAF|JAF本部・支部マップ


2. 乗せ方の間違い


お子さまの乗せ方が間違っているケースもあります。
チャイルドシート使用状況全国調査2018(警察庁 / JAF)によると、

しっかり着座・・・46.2%
ミスユースあり・・・53.8%

です。

ミスユースの主な内容は「肩ベルトの締め付け不足」、「肩ベルトの高さ調節の間違い」「肩ベルトのねじれ、よじれ」などなど。

●肩ベルトの高さは体型に合わせてください。
後向き取り付けの場合は「肩と同じ高さ、または肩より少し下」、前向き取り付けの場合は「肩と同じ高さ、または肩より少し上」に合わせます。

●肩ベルトはしっかり締めてください。
お子さまの鎖骨との間に指1本入るぐらいがめやすです。締め付けが緩いと、衝突時にお子さまが投げ出される恐れがあります。
特に冬場は、ジャンパーなどのかさばる衣服は脱がせて乗せましょう。寒さが気になる場合はチャイルドシートの上から毛布などを掛けてあげてください。
また、ベルトのよじれ・ねじれにもご注意ください。

●チャイルドシートの取り付け向きや学童用シートへの切替時期、背もたれ角度の調節など、取扱説明書に記載されている条件・方法を厳守する。
取扱説明書がない場合はこちらからダウンロードが可能です。
取扱説明書|リーマン株式会社

また、直営ネットストアやお客様相談室で販売もしています。

メールでのお問い合わせ|リーマン株式会社

まとめ

調査結果の中で特に多いミスユース内容についてご紹介しました。
これらのチェック方法は取扱説明書に全て記載してありますので、チャイルドシートご使用時には必ずご確認ください。